ナオライと旅する瀬戸内―島とレモンと酒と、ここで生きる人の物語。

生産者になる旅
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読売旅行は、大阪よみうり文化センターが運営するオンライン講座「学ント」と共同で、新しい旅の形をご提案します。
オンライン講座で生産者らと交流しながら学んだ後、実際に現地に足を運び、その街で暮らすように過ごす旅です。
体験や交流の内容をご紹介します。

「生産者になる旅」
生産者と出会い、語り合い、体験する、2泊3日の旅

この旅は、島とレモンと酒とここで生きる人の物語。

「生産者になる旅」と名付けたのは、主役であり、旅の案内人であるナオライ株式会社(広島県呉市)社長の三宅紘一郎さんです。ここには、生産者と消費者の壁を溶かしたい、というナオライの強い思いが込められています。

これは、絶景をご案内し、美味しいお食事の後、ゆったりと温泉でくつろいでいただく、そんな“おもてなし”の旅ではありません。生産者と一緒に農作業を体験し、食事を作り、食卓を囲む。街を案内してもらい、歴史や背景を知る。地域の人と語り合い、共に考えるといった、ここでしか出来ない体験をご提供します。

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久比のレモン畑に立つ三宅さん。背後にはナオライ本社のある三角島が見える

 

ナオライ株式会社は、2015年に瀬戸内の小さな離島、広島県呉市の三角(みかど)島で創業した酒造会社です。日本酒の多様で豊かな文化を守るため、海に囲まれた自然豊かな環境で農薬を使わずにレモンを育て、日本酒をベースとした全く新しいお酒を開発してきました。
日本酒から高純度のアルコールを抽出する「低温浄溜(じょうりゅう)」という独自製法で造るお酒「浄酎」は、中小の酒蔵とパートナーシップを組み、提携する各酒蔵の個性を生かした酒造りを目指しています。

この旅では、浄酎にレモンの皮で香りづけをした「琥珀浄酎(こはくじょうちゅう)」をテーマに、生産者になったつもりでさまざまな体験をしていただきます。また、ナオライが拠点とする久比では、地域の人々とも交流し、ナオライや地域の人が取り組む街づくりにも触れていただきます。
自然と調和した「農」、未来から見ても良しとされる「五方良し」の事業とは。日本酒業界の未来、限界集落の街づくりとは。たくさん語り合いましょう。

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ボトルデザインもおしゃれな琥珀焼酎。香り付けには乾燥させたレモンの皮を使う

 

■主な体験のご紹介

レモン畑で農作業とティータイム

お揃いの作業服を着て、農作業を体験します。
農薬を使用しないナオライの畑では、レモンの木と草が共生しており、草をかき分けながら登っていきます。ナオライが「音楽ホール」と呼ぶ久比の畑は、美しい眺望と緑に囲まれ、生命の力を感じることができます。草刈りなどの手入れを体験した後は、対岸の三角島を眺めながら、レモン畑でティータイムです。

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農薬が撒かれたレモン畑との違いに驚く。畑作業はブルーのつなぎ服で

 

「まめな」での宿泊とレモンバーでの語らい

ホテルではなく、三宅さんが代表理事を務める一般社団法人「まめな」の施設に宿泊します。
まめなは、久比を拠点に「くらしを、自分たちの手に取り戻す」ことをミッションとした多角的な取り組みに挑戦する仲間たちの有機的な集まりです。ここは訪問者と地域の方が集う居心地のいい場所です。一つ釜の飯を食べる大家族のような感覚で、食事の準備も皆でするのが習わし。夜は、レモンバーでお酒を片手に地域の方と語り合いましょう。

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食堂(左)やレモンバー(右)には自然と人が集い、コミュニケーションが生まれる

 

田んぼで苗付け体験とカレーづくり

ナオライのパートナーであり、浄酎の原料となるお米を栽培するタナベファーム(広島県神石郡 神石高原町)を訪問します。
タナベファームは有機栽培の先駆者で、国内外での人材育成や街づくりにも力を入れている農家です。自然の力を生かして育てられたお米は”免疫力”が高く、日本酒製造の発酵時に高い熱を放ちます。ナオライが使用するのは、酒米ではなく普通米。限りなく玄米に近い形で廃棄量を減らし、栄養価を残しています。
ランチは、タナベファームのお米でカレー作りに挑戦します。

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独自の栽培方法が、雨風に負けない強いイネを育てる

 

「浄酎」の浄溜所(酒蔵)見学と試飲

旅の締めくくりは、浄酎を製造しているナオライの浄溜所の見学とお酒の試飲です。
かつては日本酒が造られていた酒蔵に、今は浄酎の樽が並んでいます。タナベファームのお米を使って、ナオライが提携する5つの酒蔵で日本酒に醸造されます。ここでは、その日本酒を浄溜し、ウィスキーのように樽の中で年数を重ねて熟成します。樽から汲み上げたお酒を試飲したら、酒蔵ごとの味の違いに驚かれることでしょう。

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酒蔵の跡地を借り、手作りで仕上げた浄溜所。5年もの、10年ものが出てくる日が待ち遠しい

 

―新しい旅のご提案―
「ナオライ」と旅する瀬戸内
2泊3日の旅へ

地域の生産者が旅の案内人となり、一緒に街を歩き、食卓を囲み、様々な体験ができるツアーです。
地域の暮らしを体験し、街の歴史や文化について学んだり、地域の人やほかの参加者と食卓を囲み、語らう特別なひととき。
案内人は「ナオライ」社長の三宅紘一郎さんとプロダクトマネージャーの竹澤元哉さん。
レモン畑での農作業やレモンジュース作り、酒造見学や浄酎の飲み比べ、田んぼで苗付け体験など、ここでしかできない体験があなたを待っています。

「生産者になる旅」第1回は終了しました。

第2回を準備中です!募集開始の際はこちらのページでお知らせします。

【広島駅集合・福山駅解散】

旅行期間:4月22日(金)~4月24日(日)
旅行代金:49,980円

 

―オンライン見逃し配信―
生産者になる旅#1~#5
島とレモンと酒と、ここで生きる人の物語

全5回のオンライン講座です。全5回の講座のうち、第4回までが終了しており(3月15日現在)、ナオライの三宅さん、竹澤さんらと双方向でやり取りしながら、「琥珀浄酎」が出来るまでの工程やほかの生産者らとの関わり、街づくりについて学んできました。

この度、ツアーに申し込んでいただいた方限定で、見逃し配信を通常の半額でお申込みいただけるプランをご用意しました。ツアーにお申込み後にご案内するクーポンコードを入力してお申し込みください。

「生産者になる旅」第1回シリーズは終了しました。

第2回を準備中です!募集開始の際はこちらのページでお知らせします。

<講座の内容>
#1:ミカドレモン
#2:タナベファームのオーガニック米
#3:自然や素材を生かす酒造り
#4:酒造りを通しての街づくり
#5:蒸留ではなく浄溜?(4月6日配信)
※#1~#4までは配信済。

視聴期間:2022年5月8日(日)まで
受講料:①オンライン見逃し配信のみ 5,000円(税込)
    ②オンライン見逃し配信+#5「蒸留ではなく浄溜?」
    (4月6日配信)のライブ配信 6,200円(税込)


※4/6にオンライン講座の最終回(ライブ配信)があります。
※4/6のライブ配信単体でお申込みいただくことも可能です(税込み2,200円/割引なし)


旅の案内人

三宅 紘一郎さん
(ナオライ株式会社 代表取締役)

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1983年生まれ広島県呉市出身。
親族に酒蔵関係者が多く、20代の9年間を上海で過ごし日本酒を売り歩く。実は下戸だが、日本酒は大好き。2015年、瀬戸内海の離島・三角島、久比を拠点に、多様で豊かな日本酒文化を未来に引き継ぎたいとの想いから、ナオライ株式会社を設立。日本酒を通じて「人、自然、微生物、すべての命が尊重され調和されている醸された世の中」の実現を目指す。

竹澤 元哉さん
(ナオライ株式会社 プロダクトマネジャー)

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1997年生まれ横浜市出身。上智大学外国語学部卒。
大学在学中、様々な国を訪れる中で、発酵を中心とする和食文化の魅力に気付く。帰国後は日本酒にドハマリし、スペイン語で国際利き酒師の資格を取得。「多様で豊かな日本酒文化を次世代に引き継ぐ」というナオライの思いに共感し、大学卒業後の昨春から参画。Iターンで広島県神石高原町に移住し、主に浄酎の商品企画、営業に取り組んでいる。

ー【ワクチン2回接種】または【検査陰性証明書】でのツアー参加についてー 

読売旅行の添乗員同行団体ツアーは、すべてについて感染拡大防止の観点から
参加者もスタッフも、「新型コロナワクチン2回接種済み」または「検査結果陰性」の方といたします。

【参加条件】
①新型コロナワクチンを2回接種し、2回目の接種から出発日前日までに14日以上経過していることが必要です。
②出発日の3日前以降に採取した検体によるPCR検査または抗原定量検査の結果が、陰性(または低リスク)であることが必要です。

※出発当日に、①か②が確認できる書類(接種記録のコピー、写真データ、マイナンバーカード連動型接種証明アプリ画面、メールなど)をご持参いただき、必要事項について確認します。また、①については「ワクチン接種済証画像 登録フォーム」にて事前登録いただければ、出発当日のご持参は不要です。
⇒ツアー参加条件についての詳しい説明は「ツアー参加条件」をご覧ください。
※同伴する6歳未満のお子様については、【定員8割以下】記載のツアーのみ検査不要とします。ただし、6歳以上12歳未満のお子様は検査結果が必要です。