京都府産のお茶の約3割を生産し、宇治茶を下支えしてきた、京都府唯一の村。人口約2500人の小さな村で、60軒ほどの茶農家がこだわりのお茶を生産しています。シングルオリジン(単一農園 単一茶葉)でお届けするのは、お茶の楽しみ方をたくさんの方に知ってもらいたいから。
村を訪れて茶農家の世界を覗きませんか。
※本ツアーには「南山城村観光振興事業」に基づき助成金(10,000円)が適用されています。
今後のより良い事業へ向けた参考とするために、ツアー当日アンケートへの回答にご協力いただきます。
※事前のオンライン茶話会と日帰りツアーの両方にご参加いただける方に限ります。
事前のオンライン茶話会でお茶の基礎を学んでから、現地を訪問し、茶畑や製茶工場を見学します。茶農家がお茶の選び方や楽しみ方を教えてくれるので、是非自分好みのお茶を探してみてください。
家庭の食卓でも親しまれている「煎茶(せんちゃ)」と抹茶の原料で近年人気が高まりつつある「碾茶(てんちゃ)」に触れていたただきます。実は煎茶と碾茶の「芽」は同じもの。茶摘みをした後の製造方法によって大きく仕上がりが異なります。
抹茶・碾茶をつくり、スウィーツも人気の「カネカツ北本農園」と、京都では珍しい深蒸し製造で煎茶をつくる「辻本製茶工場」に学びます。
北本 勝実さん
おいしいお茶は最高の茶畑から。京都府南山城村の先祖代々続く茶園で、抹茶の原料になる碾茶を丹精込めて作っています。毎日の何気ない時間や大切な時間に、ゆったりできるお供であってほしい…。そんな願いを込めながらお茶を作り続けております。
また、豊かな環境で育てたお茶をたっぷり使って手作りするお菓子やソースはお茶の郷ならではの香りと味わいです。ぜひ味わってみてください。
辻本 豊さん
辻本製茶工場のお茶は、京都府唯一の村・宇治茶の主産地でもある南山城村の大自然の中で、宇治茶では数少ないかぶせの深蒸し煎茶。
昔ながらの宇治茶の概念にとらわれず、かぶせの日数にこだわり深蒸しすることで、鮮やかな緑色の水色で、甘み・旨みがあり、渋みの少ないお茶を作れるように製造方法にこだわって少しでも多くの方にお茶を飲んでいただけるように日々努力しています。
茶農家の北本さん(カネカツ北本農園)と辻本さん(辻本製茶工場)から、お茶の「いろは」について教わります。
茶農家や参加者同士の顔合わせと交流も目的の一つのため、クイズ形式でインタラクティブに進行します。
事前に顔見知りになっておくと、日帰りツアーの楽しさが倍増するかも!?
※Zoomを使用する予定です。詳細は後日ご案内します。
JR木津駅集合で皆さんを南山城村へお連れします。
AM9:30
村人が運転する「村タク」に乗って南山城村へ!村タクは公共交通機関がない過疎地域の特例制度を生かして運行しており、村人にとっても大切な「生活の足」です。
AM10:00
茶畑を見学。苗木の育成から木の栽培管理、収穫作業の茶摘みまで、茶畑での茶農家の仕事や、碾茶・抹茶、煎茶、かぶせ茶について学びます。
AM11:30
茶畑の畝が斜面を駆け上がるように広がる「縦畝」が特徴的な文化的景観。
どこまでも整った畝が続く絶好の写真スポット。
PM12:15
ランチタイムはプチワークショップを兼ねて。茶どころ弁当をいただきながら、北本農園 碾茶工場の動画を見て、北本さんと交流しよう!(※季節により内容は変わります)。
PM2:00
煎茶工場を見学し、繊細な職人技を要するお茶づくりについて学びます。茶畑に囲まれた軽トラの上で数種のお茶をいただく「軽トラ茶会」も!
PM15:45
自分好みのお茶は見つかりましたか?気に入ったお茶を買うも良し、飲み比べができるお茶セットを買うも良し。最後は道の駅でお買い物をお楽しみください。お茶を使ったソフトクリームも人気です。
PM5:15
再び村タクに乗ってJR木津駅まで。
モニターアンケートにお答えいただいて解散です。
一人ひとり好みのお茶を見つけて、もっとお茶を好きになってもらいたいーー。
今回のオンライン茶話会&日帰りツアーはそんな茶農家の思いで企画されました。お茶づくりについてはもちろん、茶農家ならではの「お茶の選び方、淹れ方、味わい方」など、ここでしか聞けない話が盛りだくさん。是非お申し込みください。