まず、2020年にオープンの「道の駅なみえ」へ立寄りしました。隣接する、ふくしま応援ポケモンの「ラッキー」をモチーフにデザインされた「ラッキー公園inなみえまち」も見物。こちらで昼食用に、今年3月に「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の一環で新たに開発された新メニュー「常磐ヒラメバーガー」を昼食用にお召し上がりいただきました。

※一般ツアーの際は、シーズン終了のため代わりに「なみえ焼きそばパン」をご用意します。

次に、東日本大震災により甚大な被害を受けたにもかかわらず、全員が無事避難することができた奇跡の学校「請戸小学校」を見学しました。福島県初の震災遺構として整備・保存し、防災について考えるきっかけとして、また後世へ伝承していくための施設として一般公開されています。

岐阜県に本社を置く「浅野撚糸」が2023年4月に双葉町にオープンさせた新しい工場「フタバスーパーゼロミル」を見学しました。双葉町に工場を新設することになった理由などご案内いただいた後、お得な価格で販売しているタオル製品などのショッピングをお楽しみいただきました。

南相馬市の小高地区は、福島第一原発から半径20㎞圏内にあり、一時ゴーストタウン化しましたが、移住者や起業家を受け入れ、新たな施設が続々オープンし、再び活気が生まれています。今回のファムトリップでは、埼玉県より小高地区へ移住し、「Fukushima Watch Company」を新たに起ち上げ、小高での時計作りで街の活性化を目指している平岡氏に、町の新しい施設などをご紹介いただきました。

※一般向けツアーのでは、小高地区の散策はございません。

今回のツアーでは、名勝・松川浦を望む高台にある和風温泉リゾート旅館「ホテル飛天へ宿泊。夕食は、9月～1月にかけて相双沖で水揚げされる「常磐もの」の良質な天然トラフグを使った新ブランド「福とら」会席をお召し上がりいただきました。食後は温泉に入りごゆっくりおくつろぎいただきました。

2日目はまず、2020年にオープンした、相馬復興市民市場「浜の駅松川浦」へ、賑わう開店時間に合わせて立ち寄り。広々とした店内には、地元でとれた新鮮な魚介類や農産物、お土産がずらりと並び、大変賑わっていました。

その後バスで「松川浦大橋」を渡り、松川浦随一の絶景スポット「鵜ノ尾岬」からの眺望をご覧いたいた後、福島県唯一の潟湖「松川浦」と「大洲海岸」の間の道をバスで通行し、名勝松川浦の美しい景色をお楽しみいただきました。

広野町の「トロピカルフルーツミュージアム」では、震災からの復興と農業の再生を目指し、町の新たな特産物として、無農薬栽培で皮まで食べられる、東北初の国産バナナ「綺麗」を本格栽培しています。そのバナナで作った「バナナシェイク」をお召し上がりいただきながら、バナナを栽培する温室内を案内付で見学しました。

2016年にオープンした、農と食の複合施設「ワンダーファーム」。2021年にリニューアルオープンした創作レストラン「CROSS WONDER DINING」で、前菜ビュッフェ＆常磐もの鮮魚のグリルの昼食をお召し上がりいただいた後、温度管理されたハウスの中で雨・風を気にせずに、糖度8～10度以上の甘い数種類のフルーツトマトを袋いっぱいになるまで摘み取ってお持ち帰りいただきました。

※一般向けのツアーでは、出発日によりトマト狩りがお土産対応となる場合がございます。また昼食時のデザートやドリンクバーは別途代金となります。

農作業を通して、ハンディキャップを背負った人達に安心して自立した生活を送って欲しい思いで、2015年にオープンした「いわきワイナリーガーデンテラス＆ショップ」へ立寄りし、山々を望む風景を眺めながら、ワイン1杯＆チーズ2種のテイスティングを体験していただきました。

※一般向けのツアーでは、テイスティング体験はございません。