国宝「勝興寺」でみる 重要無形文化財「人形浄瑠璃文楽」

国宝の共演 勝興寺×文楽
 ~人間国宝 桐竹勘十郎を迎えて 

 

 

 

 

 

 

画像提供:旅行読売出版社

国宝の共演 勝興寺×文楽 ~人間国宝 桐竹勘十郎を迎えて

「能楽」「歌舞伎」と並んで日本の三大伝統芸能の一つであり、重要無形文化財に指定されている人形浄瑠璃文楽を上演します。また今回は、昨年12月に国宝指定された勝興寺を舞台に、人形遣いで、人間国宝(重要無形文化財保持者)の桐竹勘十郎氏をお招きし、その技巧をご覧いただける貴重な機会となります。初めての方でも楽しく鑑賞いただくために、〈太夫〉、〈三味線〉、〈人形遣い〉それぞれの実演を交えてご紹介するワークショップと、文楽を代表する名作を上演いたします。

今回のひとつ目の演目『伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)』の「火の見櫓の段」は、“八百屋お七”が恋人の危機を救うため、火事ではないのに火の見櫓で半鐘を打つという話です。お七が死を覚悟して必至に梯子を登るさまを、人形遣いが姿を隠しながらも鮮やかに操る様が見どころです。

またふたつ目の演目『本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)』は、浄瑠璃作者の近松半二ほかの合作で、初演は明和3年(1766年)です。戦国時代の上杉謙信と武田信玄の争いを背景にしており、川中島の合戦を描いたものでも決定版とも言える時代物ですが、奇想天外なストーリーが盛り込まれた壮大な作品として長く愛されています。

今回上演するのは、全5段の中でも人気が高い『奥庭狐火の段(おくにわきつねびのだん)』です。文楽では『鎌倉三代記』の時姫、『祇園祭礼信仰記』の雪姫とともに「三姫」の一人とされる八重垣姫(やえがきひめ)が、愛しい人を救うため、狐の神通力を得て凍った湖を飛んで渡るという、情熱的に燃え上がる恋の炎を描いています。「翼が欲しい、羽が欲しい。飛んで行きたい、知らせたいーー」という印象的な名台詞に加え、姫の衣装の早変わりや狐人形などの演出も必見です。

※出演者、演目が変更になる場合があります。

本朝二十四孝舞台画像(小サイズ)

OGAWA TOMOKO

勝興寺3

勝興寺 全景

勝興寺

勝興寺 国宝「本堂」

勝興寺2

勝興寺 国宝「大広間」「式台」

勝興寺4
勝興寺 重要文化財 唐門

国宝 勝興寺
1471年創建、浄土真宗本願寺派の寺院。戦国時代を経て江戸時代に加賀前田藩の庇護を受け境内が整備されました。北陸の浄土真宗系の寺院でも破格の規模を誇ります。「平成の大修理」が1998年より23年間におよび行われ、その維持と保存をしながらの作業は困難を極めましたが、その結果、寺院には、かつての美しさが蘇りました。江戸時代の建築が蘇り、昨年12月に「本堂」「大広間および式台」が国宝に指定されました。

国宝「勝興寺」でみる 重要無形文化財「人形浄瑠璃文楽」バスツアー
【集合場所:時間】新高岡駅:11時 高岡駅:11時15分

出発日:2023年11月28日(火)
旅行代金(お一人様):S席10,000円
A席9,000円

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ランチ会場・商工レストラン松楓

10階から高岡市内の眺望をお楽しみいただけます。

店内

「加賀前田御膳特別メニュー」のランチ

地元の食材を生かした「加賀前田御膳特別メニュー」をご賞味。歴史に思いを馳せてランチをお楽しみ下さい。

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【ツアーのポイント】
●人間国宝、桐竹勘十郎らによる人形浄瑠璃文楽をご鑑賞!
昨年12月に国宝指定された「勝興寺・本堂」特設会場で特別鑑賞!
文楽ご鑑賞前に詳しく文楽の説明会を開催!
昼食は建物10階から高岡市街や晴れていれば立山連峰の大パノラマの眺望をお楽しみいただける「商工レストラン松楓」で!

新高岡駅、高岡駅集合解散、移動は観光バス利用!
首都圏、金沢から北陸新幹線で集合解散に間に合います!

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~首都圏および金沢からの接続列車について~

集合場所への移動について 利用列車例
東京駅発着 往路(北陸新幹線) 東京駅(7:52発)=<北陸新幹線はくたか553号>=新高岡駅(10:47着)
復路(北陸新幹線) 新高岡駅(18:26発)=<北陸新幹線はくたか574号>=東京駅(21:16着)
金沢駅発着 往路(北陸新幹線) 金沢駅(10:34発)=<北陸新幹線つるぎ706号>=新高岡駅(10:47着)
復路(北陸新幹線) 新高岡駅(18:06発)=<北陸新幹線はくたか569号>=金沢駅(18:20着)
往路(在来線) 金沢駅(10:06発)=<IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道>=高岡駅(10:49着)
復路(在来線) 高岡駅(18:00発)=<あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道>=金沢駅(18:39着)
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